東山魁夷せとうち美術館 第三期作品展行ってきました♬
 9/15~11/11開催された、『生誕110年記念 夢を奏でる――東山魁夷とメルヘン』は、Boyの誕生と嬉しい忙しさに時間がとれず鑑賞できず…とっても残念でした。でも、Boyとの時間は何ものにも代え難いかけがえのない喜びの時間。
 この作品展を鑑賞できなかったからこそ、今回の作品展への楽しみは倍増! 恋い焦がれるという感じで道中は心が弾んだ。入り口のガラスの扉が開いた時の私は満面の笑顔だっただろう。(インフォメーションのお姉さんおふたりも満面の笑顔で迎えてくれた。)1階展示室に入って初めに目にした絵は「コンコルド広場の椅子B」眺めるように背を向け佇む椅子、その佇まいと色合いに見入ってしまった。それは、とてもやさしく私を迎えてくれた。

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東山魁夷せとうち美術館 第三期作品展

語りかける風景 絵の主人公を探して
(1階展示室)

 「例えば、白馬や滝、空の月や樹木の一つひとつを、絵の中の登場人物とみなしてみましょう。それらは互いに語り合い、私たちに何かを語りかけているようです。生き生きとした舞台を見るように、作品から空想の物語を紡ぎだしてください。」と、あった。
夕凪(朝涼)、緑渓、二つの月、灯台への道、北国の森、揺れる窓、草青む、芒野、森装う、綿雲、夕べの町、滝の音、コンコルド広場の椅子A、コンコルド広場の椅子B、春兆、沼の静寂、明宵、春浅い日に、夕星(←目録順によって展示順とは違っています。)

 大好きな東山魁夷さんの代表的な緑青の色合いの山の風景を堪能したのはもちろんなこと、その中ときおり挟まれているなんともいえない優しさが伝わる絵がある。出迎えてくれた「コンコルド広場の椅子A」や、赤毛のアンを思い出した「春浅い日に」、青色の中にぽっとともる灯りの暖かさにほっとする「夕べの町」。その雰囲気に惹かれ何度も繰り返しその前に立ち絵を眺めた。
 白い馬が描かれている作品が数点あって、物語を想像しやすい展示であったのかもしれません。「綿雲」は初めて観ました。空を駆けるというよりゆったりと歩く姿が綿雲の中にうっすらと見えメルヘンを感じました。


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冬のドイツ 巡り来る季節の中で
(2階展示室)

留学時代の青春の思い出を胸に、魁夷が旅して描いたドイツの風景を紹介しています。秋を経て冬、そしてまた新年へと季節は巡る中、魁夷の人生の春夏秋冬一度きり。画家が寒さの中にみるものは年ごとに深まっていきます。と、あった。
 狭霧晴れゆく、碧湖、みづうみ、山湖澄む、若葉の季節、凍池 大下図、霧立つ山湖、春映、行く秋、湖岸 大下図、冬映、雪野 大下図、聖夜、木枯らし舞う(←目録順によって展示順とは違っています。)

「狭霧晴れゆく」をはじめ湖面に映るその美しさはやはり東山魁夷さんならではですね。

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目録にはなかった展示♪ ガラスケースのなかに展示されていたのは、東山魁夷さんの本『馬車よ、ゆっくり走れ』

その装丁をみて大歓喜! そして、開かれていたページは
ティルの話の一つに、こんなのがある。
 ある朝、馬車を走らせて田舎道を進んでくる人がある。よほど急ぐと見えて砂塵を立てて走ってきた。道端にいたティルの前で馬車が止まり、
 「次の町まで何時間かかるかね?」と聞く。ティルは馬車の様子を見て答える。
 「そうさね。ゆっくり行けば四、五時間だね。急いで行くと、一日がかりかね。」
 「人を馬鹿にするな」と、男は怒って馬に鞭を当て、前よりも早く馬を走らせた。
二時間ほどで馬車の車が壊れ、次の町へようやく辿り着いたのは真夜中だった。

もう!コレ絶対、読みたい!!!ってなって、家に帰って大急ぎで検索して注文しました。

でも… 上記のお話は、第二章 ラウエンブルクの春-ティル・オイレンシュピーゲルに書かれていて、民間伝承のティルのお話の一つだったのでした。Σ(・艸・○)ェ!!


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装幀も 東山魁夷 ♪
たぶん、挿絵もそうだと思う♬
東山魁夷さんが歩き目にした風景や出来事が綴られているようなので
477頁を一緒に歩き見て感じてみたいと思います。




鑑賞後、いつものように記念のポストカード選び♪
展示されていた絵とは違ったけれど、どうしても欲しかった「コンコルド広場の椅子」を2枚。「芒野」「森装う」「沼の静寂」「春兆」「狭霧晴れゆく」そして、冬をテーマにした絵はがき5枚セット(「北山初雪(習作)「年暮る(習作)」「霧氷の譜」「雪の城(習作)」)を購入しました。 大満足♪♪♪


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駐車場へ向う帰り道
たどたどしい、金管楽器の音色が聞こえていました。
音に近づいていくと
キラリと光る楽器を吹く人が

「綺麗な楽器ですね、何ていう楽器ですか?」
「いい音ですね」

声をかけてみました


「ソプラノサックスです」と
まだ、練習なんで…
恥ずかしそうに答えてくれました。









✿✿✿

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# by sakura8sakura | 2018-12-06 21:10 | 芸術
2019年11月の読書
11月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:910


波うちぎわのシアン波うちぎわのシアン感想
児童書って深いなぁ… て感じ、次に手に取った本、これも読書メーターの読友さんのレビューで気になって読んだ。炎の上がる船の中に飛び込んだフジ先生の胸にしっかりと抱きしめられ助け出された。シアンという青い巻貝に似た左手の生まれて間もない小さな赤ん坊。胎内記憶。眠っている妻のお腹に語りかける父、その言葉や歌を覚えている。自分の左手が起こす不思議なこと。起こったことが自分の責任と感じ…ときにそれは、シアンを傷つけることもある。物語は一転、犯罪の影が覆ってくる。そのいきさつが後半の展開を裏付けする。/他愛のない子どもたちの積み木遊び、こんなところにも、シアンの持って生まれた素質が垣間見られる。/握られた左手…母があの赤ん坊だったシアンを守りきったときに訪れたのね(涙)/フジ先生のつくった「ちいさなやね」その屋根の下で元気に育った彼らはきっと、それぞれの屋根をつなげ広げていくだろう。(この本を読んだ読者に期待を込めて)✿シアンの左手だけではそれを呼び覚ますことはできない。鏡を観るように、互いの声が混じり合い溶け一つのようになる。この様子を描く作者のおもいに感動しました。ぐっと入り込み一気に読ませてくれる、そして、シアンの「あは」というほんわかしたやさしい雰囲気が対する人に柔らかな空気で包み込んでくれる。強引に推し進めるのではなくその人が持ついい部分を活かして国をつくっていくのではなかろうかと、そんな思いがします。おっと、忘れてはいけない。この物語を語り聴かせてくれたのは、カモメという名の白い雌猫。その名が動かした彼女の勇敢な行動は、私の想いも一緒に飛んで行ってくれました (v´∀`*)



読了日:11月09日 著者:斉藤 倫
つめたいよるに (新潮文庫)つめたいよるに (新潮文庫)感想
江國さん初読み。えっ?なに?どゆぅこと?読み始めると一気に捕まれる。唐突に語られる文章に揺さぶられる。ササッと描いたスケッチのように一気に駆け抜ける。実際にはあり得ないことだろう?と思うようなことなのに納得する結末(おち?)そうなんだ!そういうことなんだ!と当たり前のように。再び読み返してみる、ふんわりと緩やかな色彩が色付いて見えた。夢かうつつか幻か?なんともいえない感情の余韻に浸っている私を生活音が現実世界に引き戻してくる、「夏の少し前」の洋子のように。時間にしてどれくらいだろう、一篇がほんとに短いストーリーなのに隙間時間の読書とは思えないほど心が満たされる。ちょっと手に取りページを開くと江國さんの描く世界にあっという間に飛び込んでしまう。癖になりそう。「デューク」これはたまらん!
読了日:11月14日 著者:江國 香織



母の友 2018年12月号 特集「老いるということ」母の友 2018年12月号 特集「老いるということ」感想
特集「老いるということ」生老病死を死の自然な過程と捉える。「少欲知足」老年期に近づくにつれ”呼吸し食べ消化し排泄し”という生きる上で最低限だと思っていたこと一つ一つに有り難さを感じるようになるようです。老いることで出来なくなることが増える事は負のイメージではないと教えてくれました。/ 読んであげるお話のページは、みやこしあきこ文・絵「ふゆのあじ」黄昏れ暮れゆく帰り道、ウサギの父子の会話の様子が描かれています。絵も好きだなぁ何気ない日常の温かいしあわせを感じます。
読了日:11月18日 著者:大井玄,若木信吾,みやこしあきこ,ミヤギフトシ,舘野鴻,梨木 香歩,伊藤 葉子,岡 いくよ,関根 美有,東 直子,安永哲郎,内澤 旬子,保坂 篤人,大野 更紗,猪谷 千香,岡田 慎一郎,堀川真,浅生ハルミン,金原 由佳,竹内佐千子



きっちり・しとーるさん (こぐまのどんどんぶんこ)きっちり・しとーるさん (こぐまのどんどんぶんこ)感想
愉しい♪ 読みながら、あるある!とムフフ( ´艸`) 雪の降る「とくべつな日」の出逢い♪から、しとーるさん開眼!大切な気づき、おのりえんさんの言葉の魔法にかかっちゃいそう♪ シトラレンかわゆいね(´∀`艸)♡
読了日:11月23日 著者:おの りえん




ホンドとファビアン (海外秀作絵本)ホンドとファビアン (海外秀作絵本)感想
おはよう!行ってきます!いってらっしゃい!それぞれのごきげんなとき♪おかえり!そして、おやすみ… 今日もいい日だったね♪ 柔らかなタッチの絵にほんわかします。何気ない日常のしあわせと暖かなお家の様子に安心してねんねに誘われる?「”おやすみなさい”の絵本」だったのね♪
読了日:11月23日 著者:ピーター マッカーティ,Peter McCarty,江國 香織



ステラもりへいくステラもりへいく感想
ステラ、しっかり者(のように見える、のように思っている( ´艸`))のお姉ちゃん。サム、しっかりしてない(のように見える)弟くん。いやいやなんの結構シビアな目の持ち主ですよ。仲良し姉弟のちょっぴりスパイスが効いたような言葉の掛け合いが愉しい♪ちょっとすっとぼけたサムのお顔、ステラの性格が見えるようなヘアースタイル。躍動感溢れるメアリー=ルイーズ・ゲイの絵も好きだなぁ♪あんなとこにもこんなとこにも…いる!! 指さしながら愉しむのもいいかも~♪おおシリーズものなのね♪初読み…だけど、これでよかったのかしらん?
読了日:11月23日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ,Marie‐Louise Gay,江國 香織



おはようサムおはようサム感想
『ステラもりへいく』を読んで、そのとぼけた様子がたまらなく可愛く.:*♡サムがタイトルとなっている本書を手に取る♪ 「できるよ~」とサム、あれれ~?「ステラ~!!」と呼ぶ。おはよう!から、服を着たりとお出かけ準備。何が起きても笑顔のステラ、あなたはホントに偉い!見習わなくっちゃ!おきまりのオチも大満足♪ サムとステラ、二人の会話と絵に、ほんわかニッコリになっちゃいました。(´∀`艸)♡
読了日:11月29日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ



おやすみサムおやすみサム感想
「フレッドを探そう!」ってタイトルでいいんじゃない!?(´艸`)♡ まあるいおでこにちっちゃなおめめ。ほそ~いお首にぼさぼさ頭!こまったちゃんだけど… ああなんて可愛いんだろう♪ 今回は『窓』がとってもステキだったわ♪描かれてるディテールが愉しく漂う雰囲気がだいすき!何度も何度もみても飽きない(´艸`) 今夜もステラおねえちゃん、おつかれさま!ゆっくりおやすみなさい.:*☆
読了日:11月29日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ



なにしてるの、サム?なにしてるの、サム?感想
「なにしてるの、サム?」うふふふ、こわぁ~い♪ こんな風にいつまでも天真爛漫でいてほしい! …?… サムにまっすぐ向き合ってるステラの姿に教えられること有り!ラストのページに笑顔でしょーがないわねぇ♪と微笑みながら…絵本の中よ!と、わかってはいるけど……君たちのママはもっと素晴らしい!と思ってしまったよ(´艸`)♡ 
読了日:11月29日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ



モンテロッソのピンクの壁 (集英社文庫)モンテロッソのピンクの壁 (集英社文庫)感想
夢に出てきたピンクの壁「ああ、行かなくっちゃ」なぜだかわからないけどそう思ったハスカップ。短いお話に一匹の猫の生き様が語られている。絵も含めいいんだなぁコレが!ヒーローでもないごく普通っぽいでもピリッキリッとしたところがあって意思を貫く魅力的な猫だ。モンテロッソ、そこは明るくて陽気な街。荒井良二さんの色彩の世界に浸る♪そして、―― 壁です。ハスカップの意味深な言葉も気になっていたけどこの壁を見たらそんなことも考えていたこともどっかへ行っちゃた!こんな壁になら染み込んでしまってもいいなあって気分になった♪ この物語は江國さんの死生観なんでしょうね♫•*¨*•.¸¸♪
読了日:11月30日 著者:江國 香織





パッチワークな日々
以前よりもっと小さなピースで…

なかなか落ち着いて読書が出来なかった
そんな中で出会った一冊の本
短篇の面白さに掴まれました!


江國香織さん、初読みの作家さんです。
不思議な世界の余韻にたゆたう


表現… 言葉づかい リズム?


絵本の翻訳も多数あるということで
手に取った絵本
『ステラもりへいく』

ステラとサムの姉弟
メアリー=ルイーズ ゲイが描く二人大好きになった♪


バタバタしないでゆったりとノビノビ
おおらかな気持でいよう!と思った。



Boyと接するたびに
いま、この時を愉しもう♪と、強く思うようになった!



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うわっ でっかいサイズ!(汗)
まっいっか(笑)



二十とウン年の歳月が経ち
知識としての子育ても変わっているんだろうなぁ、と
本を検索、調べていて『母の友』という月刊誌を知った
手にした新刊12月号の特集は
「老いること」

母のことを想った
少しずつ進行している認知症




 自分よりも若い人と比較して、出来ないことが増えてくると、それが異常なことのように思えてしまうことがあるかもしれません。それでは、皆さんにとって、正常と異常はどのように定義されるでしょうか。
 私は、幼年、青年、壮年、老年においてそれぞれの年齢区分に応じた能力があるのは自然であり、その年齢区分の大多数が示す能力特性が「正常」と考えます。
 青年、壮年期の生存競争がもっとも盛んなときに用いられるレベルの能力は、幼年期で親の庇護が必要なときや、老年期に入り人生の最終期を歩み死に向うものにとっては必要のない能力だということです。

 生、老、病、死を自然な過程と捉えさらに苦痛のない看取りを目指す看取り医の視点からは、認知症には「死の前の心理的適応」という側面があると考えています。(中略)不安や苦痛なく終末を迎えさせるのを目的とする看取り医の立場からは、認知症は超高齢期に自然が用意してくれた仕組みであり、恵みなのではないかと思うのです。
 能力的な立場ばかりから見ていると確かに老齢期というのは、それが落ちていくものなので恐ろしいと感じるかもしれません。しかし、おもしろいことに、自分の生活、自分が生きている状態に、満足を含む広い意味での「主観的幸福感」は実は年を取るにつれて上がってくることがわかっています。
『母の友』12月号掲載 「最期の時を思う」より抜粋



産まれて間もない赤ちゃん、その状態に還っていく…のね。

Boy、ありがとう!



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11月、赤とピンクの薔薇のすぐ傍に
黄色の薔薇を二株植えました
すくすくと丈夫に大きくなあ~れ♪





✿✿✿

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# by sakura8sakura | 2018-12-01 16:45 | 読書メーター
『波うちぎわのシアン』を読んで重なる想い

児童書って深いなぁ… て感じ、次に手に取った本、これも読書メーターの読友さんのレビューで気になって読んだ。

娘の妊娠報告からはじまり、切迫早産の危機、予定日、陣痛前後、出産、育児 と、まあ…… 
喜び、心配、不安、祈り、安堵、ドキドキ、ハラハラ、涙、痛み、眠い(^^ゞ etc… 
我が事のように娘と一緒に感じながら過ごしている毎日。
そんな中で読んだこの物語は、これまでの出来事を思い出し、とても身に迫る感が強かったです。

波うちぎわのシアン

斉藤 倫/偕成社

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シアンの硬く握りしめられ開かない左手。
シアンも知らなかった、その左手の秘密。
タタという女の子との遊びのなかで、偶然に知ることとなる。
巻貝のようなシアンの左手に耳をあてると聞えてくる「うみのおと」
母のお腹の中で聴いた音。
そして、思い出す。お母さんのお腹の中にいたときを。
「風にのるみたいに、走ったこと」そして、「風の音、海や草の匂い、牛やヤギの声」それが今、タタとシアンがいるこの場所であったことを。



胎内記憶


父が眠っている母のお腹に語りかける、その言葉や歌を覚えている。

お腹の中で見た、白い鳥が襲ってくる見えなくなるほど真っ白な光景。怖いという記憶が潜在的にのこり、広げた白いシーツや布団に怯え泣く子。など


自分の左手が起こす不思議なこと。起こったことが自分の責任と感じ…ときにそれは、シアンを傷つけることもある。



物語は一転、犯罪の影が覆ってくる。


シアンの生い立ち。

炎の上がる船の中に飛び込んだフジ先生の胸にしっかりと抱きしめられ助け出された。
シアンという青い巻貝に似た左手の、生まれて間もない小さな赤ん坊。
シアンと呼ばれることとなった。

そのいきさつが後半の展開を裏付けする。

ああそういえば!と…

例えば、他愛のない子どもたちの積み木遊び
こんなところにも、シアンの持って生まれた素質が垣間見られたのである。

究極、王子であるローレルしか決して知ることのないことがシアンの口から語られる。


シアンの掌にあったのはお妃のティアラの小さな宝石

シアンが、この世界で、最初に、にぎったもの。
おかあさんが、この世界で、最後ににぎらせたもの。

握られた左手が開いたのは、母であるお妃があの赤ん坊だったシアンを守りきったときに訪れたのね。



フジ先生のつくった「ちいさなやね」
その屋根の下で元気に育った彼らはきっと、それぞれの屋根をつなげ広げていくだろう。(この本を読んだ読者に期待を込めて)

シアンの左手だけでは体内記憶を呼び覚ますことはできない。鏡を観るように、互いの声が混じり合い溶け一つのようになる。この様子を描く作者のおもいに感動しました。
ぐっと入り込み一気に読ませてくれる、そして、シアンの「あは」というほんわかしたやさしい雰囲気が対する人に柔らかな空気で包み込んでくれる。強引に推し進めるのではなくその人が持ついい部分を活かして国をつくっていくのではなかろうかと、そんな思いがします。


おっと、忘れてはいけない
この物語を語り聴かせてくれたのは、カモメという名の白い雌猫。
その名が動かした彼女の勇敢な行動は、私の想いも一緒に乗せて飛んで行ってくれました (v´∀`*)








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母のしあわせや、ばぁばの幸せを、溢れんばかりに届けてくれる私たちの “Boy” よ
生まれて来てくれてありがとう!! 

ばぁばは、君の「ちいさなやね」になろう.:*♡











希望をありがとう♪



✿✿✿

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# by sakura8sakura | 2018-11-09 16:12 | 読書
2018年10月の読書
10月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:341

メメント・モーリメメント・モーリ感想
ほほ、12歳の女の子。芸術肌の両親、なるほど… こりゃ家を出たいと思う気持もわかるわ~と。親に干渉されず束縛されずに自分の思うように生きたいという気持がうまれてくる。子どもから大人への通門。10歳の壁って言葉があったよね。他者と自分を比べて気づく…自分 劣等感。この時期の子どもの内面を描いている作品なのかな。幽体離脱のような状態の三匹の猫と風の鬼ヨロイ、内面世界へのみごとな導入。体と心 目に見えるものと見えないもの。自己認識、劣っていると思っているところは短所なの?「弱さはその人の力になるんだよ」とのフィルの言葉が心に残った。なんだかやなお父さんだな…って初めは思ったけど、自分の頭で考え行動するということの大切さを言っていたのかなと、鬼の国でのほほを見て思った。ほほはちゃんとその言葉を実行していた、ヨロイやモーリの一歩先に。気づかないうちに変化することが不安、時の流れを止めることは「死」に等しい。最大の変化は「死」最期の時は誰にも必ず訪れるだがそれは生きているということ。そのことを胸に留めて日々を自分らしく生きて行けばいいと背中を押してくれるような物語。
親というものは、可愛いさのあまり…子どもの幸せを願い…つい、転ばぬ先の杖を用意しようとしてしまう。子どもたちの力を信じて、私はあったかい食事を用意しこの家で笑顔でいよう。
読了日:10月27日 著者:おの りえん




10月はみごとに読書進まず! 読了本は1冊 ✨

いつもお世話になっている読書メーターのタイムラインをスクロールしながら、ふと目に止まった表紙の絵
木のてっぺんに立ち、天を指さした翼のある人?
少女を抱きかかえている・・・

読友さんの読みたい本。

メメント・モーリ

おの りえん/理論社

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メメント・モーリって何だろう… 
だれもが同じ一日をくりかえしている。前に進むため―メメント・モリ。十年儀式をこばみ続ける鬼の王子モーリと骸骨になる前に家を出たいと願った少女が出会ったとき、止まっていた時の秘密が解きあかされていく…。
のびやかな元気をくれるタイムファンタジー。とあった。


目に見えるものだけ見ていたのでは真実は見えない。
目に見えない空気のようなもの…
相手の立場にたって想いを寄せる、そして自分だったらと…感じること


こころ


相手を思いやるが故に進めない… お互いが
相手のこと(力)を信じて、自分を信じて、一歩踏み出す勇気



ラストにあった詩

 見えるものだけが、すべてではなく、見えるものだけが、真実ではない。
 いいものがすべて、いいわけでなく、悪いものがすべて、悪いわけではない。
 強いものが、弱いときがあり、弱いものが、強い時がある。
 生まれた場所が、永遠の場所ではない。
 生まれついたものが、永遠のものではない。
 変わらないものも、変えられないものもない。
 得るものもあれば、失うものもある。
 ただ、誰の上にも等しく訪れる死のとき、先に行く者に、恥ずかしくないように、生き残った私は、前に進もう。
 メメント・モーリ、死を想え。
 メメント・モーリ、死に立ち向かえ。
 メメント・モーリ、死を想えば、生が見え、生を想えば、死が見える。
 メメント・モーリ、死を想えば、誰のせいでも、誰のものでもない、自分の生がそこにある。
 メメント・モーリ、振り返ることより、今を生き残ろう。
 また出会うときのために。




メメント・モリ 、死を想え

児童書って… 深い…なぁって思った。










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Only One !




grandchild、ブログでなんて呼ぼうかな?・・・
いろいろ考えたけど、本名以外の名前を決めきれず(笑´∀`)

 Boyとします。(v´∀`*) ♪

泣いても、笑っても、寝てても、寝れなくってグズッても
何がどうあっても、無条件にかわいい!!

11月も、娘とBoyのサポートに全力投球です (o^^o)










✿✿✿

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# by sakura8sakura | 2018-11-04 16:10 | 読書メーター
2018年9月の読書
9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1485


奥のほそ道奥のほそ道感想
土埃、汚泥、吐瀉物、死体、腐敗、汚臭の描写がキツい。戦争の戦地の状況を描く本を読むといつも理不尽さや人間の愚かさを突きつけられる。天皇陛下のための鉄道を建設するそれが大いなる名誉であると大上段から振りかざされる使命それは国という大きなものとごく一部の人のことであって携わる多くの者たちはその日一日を生き延びることが全てだったのではなかろうか。関わる捕虜たち、女たち、ドリゴの人生は周囲から創りあげられた虚像と虚飾を真実のものだと演じる義務を果たすこと、運命だというのかもしれないがそれは選んだものでありその自己欺瞞に苛まれる。ヘンドリックスの絵集に寄せた序文にドリゴの祈るような心が紡がれているのだろう。夢、正義、真実、正しい答え(というものがあるのかどうかも疑問だけれど)…とは?一筋の線上に描かれたドリゴの人生から多くの問いが投げかけられた。「きみが戦争のことを何も知らないということじゃない。きみは一つのことを学んだんだ。だが、戦争には数多くのことがある」ジャーナリストに言ったことばが響いてくる。✿言葉にならない思いが頭の中をぐるぐる回る。。。
読了日:09月12日 著者:リチャード・フラナガン


くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)感想
「どうして?」ウーフは考えます。「どうして?」と訊ねられウーフは考えます。一生懸命考えてわかったことも、???なこともあります。お話は9話、フフフと微笑ましく読んでいたら思わず「うっ」となりました。"おっことさないものなんだ?"と"くま一ぴきぶんはねずみ百ぴきぶんか"はずっと心のなかに置いておきたいお話です♪
読了日:09月13日 著者:神沢 利子



いわさきちひろの願ったこと (岩波ブックレット (No.374))いわさきちひろの願ったこと (岩波ブックレット (No.374))感想
ちひろの生涯。そのなかでターニングポイントとなった点をおさえながらちひろの息子の嫁である松本由理子さんが伝える。いわゆるお嬢様育ちだったちひろが辛く悲しい経験をした初めの結婚。「戦争が終わってはじめてなぜ戦争がおきるのかということが学べました…」知らなかったとはいえ自分たちは加害者の側にいたと知ったとき。生活のため我が子と離れて暮らさなければならなかったあの頃。自分の意志を貫くこと。自分の眼で体験で確かめる。「捨業、惜墨」画用紙の片隅に書きとめられたちひろの決意。徹底的に不必要なものを捨て去って描くちひろの絵は多くの人がそれぞれのなかに深く沁み入る。ちひろの描く子どもは自分であり他国の人であり全ての人の幼き頃の姿なのであろう。子どものためという意識を取り払いアンデルセン『絵のない絵本』の絵本化のために、あの月が見たデンマークの町や村などちひろ自身の目で見て確かめに行き描いた絵本。ベトナム戦争の最中の子どもたちを思って描いた『戦火のなかの子どもたち』を見てみたい。
読了日:09月14日 著者:松本 由理子


トルストイ人生読本〈秋〉―永遠のともしび (1968年) (Dia-book)トルストイ人生読本〈秋〉―永遠のともしび (1968年) (Dia-book)感想
七月一日から九月三十日までの聖賢の言葉に触れることができた。(やっと日付に追いついた^^)七日目の物語は8作品 ― ラムネエ、エヌ・リエスコフ、ブカ、ツルゲーネフ、モーパッサン、ニィテェ、アントン・チエホフ、プラトン。トルストイが彼ら聖賢の言葉が示すような自己の信念を貫き通した最晩年。「善く生きる」を実践するには強靱な意志が必要なのだろうな…。目指す高嶺を自分の歩幅で一歩ずつ歩んでいこう選択の岐路に立つとき問われるようにきっと思い出すだろう。
読了日:09月30日 著者:


文読む月日 (中) (ちくま書房)文読む月日 (中) (ちくま書房)感想
トルストイが選り集めた聖賢の言葉やトルストイ自身の言葉が六月一日から九月三十日まで日記のように書き綴られています。『トルストイ人生読本(夏)(秋)』と併読。一週間の読み物として差し込まれているトルストイ選書の物語は20作品。チェーホフ、レフ・トルストイ、エル・アウィーロワ、ラ・ボエチ、ドストエフスキー、タウバとラインハルト、ヴィクトル・ユーゴー、ブーカ、ギイ・ド・モーパッサン、ニーチェ、ヘンリー・ジョージ、テッスクコ・ネザグアル・コポートル、プラトン。トルストイが訳したユーゴー作品や兵役拒否した無名の人や紀元前1460頃の文があったり読み応えのある中編もあります。トルストイの幅広い選書この本への熱き想いが感じられます。土地所有から起こる紛争や差別問題を述する『土地制度について』は最晩年のトルストイの想いの根底にあるものなのだろう。
読了日:09月30日 著者:トルストイ





9月の読書は5冊

「善く生きる」ことは?を考えた

くまの子ウーフも考えた
(これは哲学書だと思います!)


こう生きたい
こう生きる


父から子へ子から父へ

義母から嫁へ嫁から義母へ

想いを伝える

自分が生きた姿で






リチャード・フラナガン『奥のほそ道』
図書館予約してて回ってきました(汗)

父に捧ぐ、本書

二者択一
「こんな時 あなたなら どうする?」
問われ続けた読書だったような気がします
ドリゴの思った事と実際とった行動
相反するものだったりするのだけれど
真のドリゴが選びとった行動なのではないだろうか






✿✿✿✿✿✿✿✿✿






7月からの切迫早産
実家(わが家)にて安静

それでも子宮頸管は2cmを切りそう・・・
個人病院から大きな病院へ転院した8月

どうしても入院を避けたい娘
「大部屋で過ごすのは精神的に無理ぃ…」
との懇願に新たな薬を処方してくれました


無事に37週を過ぎ
元の個人病院へ転院♪

9月に入って
あとはいつ産まれてもOK!
投薬も無し
赤ちゃんのタイミング
いつスイッチが入るのかしらん?


ベビー服やベビー用品
まだ揃えてないの?と呆れられる声に
「しょうがないやん、絶対安静だったんだから」と


絶対安静から一転!
歩け歩けの日々(苦笑)
お散歩がてらのショッピング&ランチ
楽しみました♪



産まれてくる日をいつか?いつか?
待ってるときって長いのよねぇ



ある日の朝
突然のスイッチオン



母さんの時は始まったら進むの早かったからね



同じだったね (笑´∀`)




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おめでとう!






日々 大きくなっています ♪

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一緒に過ごせる至福の時も もう少し
10月も読書は難しいかな…
(*˘︶˘*).:*♡



✿✿✿

お気づきの点がございましたら
sakura8sakura@excite.co.jp へ
よろしくお願いします。 
<(_ _ )>


ご訪問くださりありがとうございます ♪




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# by sakura8sakura | 2018-10-01 02:03 | 読書メーター
  

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by さくら
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