2019年11月の読書
11月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:910


波うちぎわのシアン波うちぎわのシアン感想
児童書って深いなぁ… て感じ、次に手に取った本、これも読書メーターの読友さんのレビューで気になって読んだ。炎の上がる船の中に飛び込んだフジ先生の胸にしっかりと抱きしめられ助け出された。シアンという青い巻貝に似た左手の生まれて間もない小さな赤ん坊。胎内記憶。眠っている妻のお腹に語りかける父、その言葉や歌を覚えている。自分の左手が起こす不思議なこと。起こったことが自分の責任と感じ…ときにそれは、シアンを傷つけることもある。物語は一転、犯罪の影が覆ってくる。そのいきさつが後半の展開を裏付けする。/他愛のない子どもたちの積み木遊び、こんなところにも、シアンの持って生まれた素質が垣間見られる。/握られた左手…母があの赤ん坊だったシアンを守りきったときに訪れたのね(涙)/フジ先生のつくった「ちいさなやね」その屋根の下で元気に育った彼らはきっと、それぞれの屋根をつなげ広げていくだろう。(この本を読んだ読者に期待を込めて)✿シアンの左手だけではそれを呼び覚ますことはできない。鏡を観るように、互いの声が混じり合い溶け一つのようになる。この様子を描く作者のおもいに感動しました。ぐっと入り込み一気に読ませてくれる、そして、シアンの「あは」というほんわかしたやさしい雰囲気が対する人に柔らかな空気で包み込んでくれる。強引に推し進めるのではなくその人が持ついい部分を活かして国をつくっていくのではなかろうかと、そんな思いがします。おっと、忘れてはいけない。この物語を語り聴かせてくれたのは、カモメという名の白い雌猫。その名が動かした彼女の勇敢な行動は、私の想いも一緒に飛んで行ってくれました (v´∀`*)



読了日:11月09日 著者:斉藤 倫
つめたいよるに (新潮文庫)つめたいよるに (新潮文庫)感想
江國さん初読み。えっ?なに?どゆぅこと?読み始めると一気に捕まれる。唐突に語られる文章に揺さぶられる。ササッと描いたスケッチのように一気に駆け抜ける。実際にはあり得ないことだろう?と思うようなことなのに納得する結末(おち?)そうなんだ!そういうことなんだ!と当たり前のように。再び読み返してみる、ふんわりと緩やかな色彩が色付いて見えた。夢かうつつか幻か?なんともいえない感情の余韻に浸っている私を生活音が現実世界に引き戻してくる、「夏の少し前」の洋子のように。時間にしてどれくらいだろう、一篇がほんとに短いストーリーなのに隙間時間の読書とは思えないほど心が満たされる。ちょっと手に取りページを開くと江國さんの描く世界にあっという間に飛び込んでしまう。癖になりそう。「デューク」これはたまらん!
読了日:11月14日 著者:江國 香織



母の友 2018年12月号 特集「老いるということ」母の友 2018年12月号 特集「老いるということ」感想
特集「老いるということ」生老病死を死の自然な過程と捉える。「少欲知足」老年期に近づくにつれ”呼吸し食べ消化し排泄し”という生きる上で最低限だと思っていたこと一つ一つに有り難さを感じるようになるようです。老いることで出来なくなることが増える事は負のイメージではないと教えてくれました。/ 読んであげるお話のページは、みやこしあきこ文・絵「ふゆのあじ」黄昏れ暮れゆく帰り道、ウサギの父子の会話の様子が描かれています。絵も好きだなぁ何気ない日常の温かいしあわせを感じます。
読了日:11月18日 著者:大井玄,若木信吾,みやこしあきこ,ミヤギフトシ,舘野鴻,梨木 香歩,伊藤 葉子,岡 いくよ,関根 美有,東 直子,安永哲郎,内澤 旬子,保坂 篤人,大野 更紗,猪谷 千香,岡田 慎一郎,堀川真,浅生ハルミン,金原 由佳,竹内佐千子



きっちり・しとーるさん (こぐまのどんどんぶんこ)きっちり・しとーるさん (こぐまのどんどんぶんこ)感想
愉しい♪ 読みながら、あるある!とムフフ( ´艸`) 雪の降る「とくべつな日」の出逢い♪から、しとーるさん開眼!大切な気づき、おのりえんさんの言葉の魔法にかかっちゃいそう♪ シトラレンかわゆいね(´∀`艸)♡
読了日:11月23日 著者:おの りえん




ホンドとファビアン (海外秀作絵本)ホンドとファビアン (海外秀作絵本)感想
おはよう!行ってきます!いってらっしゃい!それぞれのごきげんなとき♪おかえり!そして、おやすみ… 今日もいい日だったね♪ 柔らかなタッチの絵にほんわかします。何気ない日常のしあわせと暖かなお家の様子に安心してねんねに誘われる?「”おやすみなさい”の絵本」だったのね♪
読了日:11月23日 著者:ピーター マッカーティ,Peter McCarty,江國 香織



ステラもりへいくステラもりへいく感想
ステラ、しっかり者(のように見える、のように思っている( ´艸`))のお姉ちゃん。サム、しっかりしてない(のように見える)弟くん。いやいやなんの結構シビアな目の持ち主ですよ。仲良し姉弟のちょっぴりスパイスが効いたような言葉の掛け合いが愉しい♪ちょっとすっとぼけたサムのお顔、ステラの性格が見えるようなヘアースタイル。躍動感溢れるメアリー=ルイーズ・ゲイの絵も好きだなぁ♪あんなとこにもこんなとこにも…いる!! 指さしながら愉しむのもいいかも~♪おおシリーズものなのね♪初読み…だけど、これでよかったのかしらん?
読了日:11月23日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ,Marie‐Louise Gay,江國 香織



おはようサムおはようサム感想
『ステラもりへいく』を読んで、そのとぼけた様子がたまらなく可愛く.:*♡サムがタイトルとなっている本書を手に取る♪ 「できるよ~」とサム、あれれ~?「ステラ~!!」と呼ぶ。おはよう!から、服を着たりとお出かけ準備。何が起きても笑顔のステラ、あなたはホントに偉い!見習わなくっちゃ!おきまりのオチも大満足♪ サムとステラ、二人の会話と絵に、ほんわかニッコリになっちゃいました。(´∀`艸)♡
読了日:11月29日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ



おやすみサムおやすみサム感想
「フレッドを探そう!」ってタイトルでいいんじゃない!?(´艸`)♡ まあるいおでこにちっちゃなおめめ。ほそ~いお首にぼさぼさ頭!こまったちゃんだけど… ああなんて可愛いんだろう♪ 今回は『窓』がとってもステキだったわ♪描かれてるディテールが愉しく漂う雰囲気がだいすき!何度も何度もみても飽きない(´艸`) 今夜もステラおねえちゃん、おつかれさま!ゆっくりおやすみなさい.:*☆
読了日:11月29日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ



なにしてるの、サム?なにしてるの、サム?感想
「なにしてるの、サム?」うふふふ、こわぁ~い♪ こんな風にいつまでも天真爛漫でいてほしい! …?… サムにまっすぐ向き合ってるステラの姿に教えられること有り!ラストのページに笑顔でしょーがないわねぇ♪と微笑みながら…絵本の中よ!と、わかってはいるけど……君たちのママはもっと素晴らしい!と思ってしまったよ(´艸`)♡ 
読了日:11月29日 著者:メアリー=ルイーズ ゲイ



モンテロッソのピンクの壁 (集英社文庫)モンテロッソのピンクの壁 (集英社文庫)感想
夢に出てきたピンクの壁「ああ、行かなくっちゃ」なぜだかわからないけどそう思ったハスカップ。短いお話に一匹の猫の生き様が語られている。絵も含めいいんだなぁコレが!ヒーローでもないごく普通っぽいでもピリッキリッとしたところがあって意思を貫く魅力的な猫だ。モンテロッソ、そこは明るくて陽気な街。荒井良二さんの色彩の世界に浸る♪そして、―― 壁です。ハスカップの意味深な言葉も気になっていたけどこの壁を見たらそんなことも考えていたこともどっかへ行っちゃた!こんな壁になら染み込んでしまってもいいなあって気分になった♪ この物語は江國さんの死生観なんでしょうね♫•*¨*•.¸¸♪
読了日:11月30日 著者:江國 香織





パッチワークな日々
以前よりもっと小さなピースで…

なかなか落ち着いて読書が出来なかった
そんな中で出会った一冊の本
短篇の面白さに掴まれました!


江國香織さん、初読みの作家さんです。
不思議な世界の余韻にたゆたう


表現… 言葉づかい リズム?


絵本の翻訳も多数あるということで
手に取った絵本
『ステラもりへいく』

ステラとサムの姉弟
メアリー=ルイーズ ゲイが描く二人大好きになった♪


バタバタしないでゆったりとノビノビ
おおらかな気持でいよう!と思った。



Boyと接するたびに
いま、この時を愉しもう♪と、強く思うようになった!



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うわっ でっかいサイズ!(汗)
まっいっか(笑)



二十とウン年の歳月が経ち
知識としての子育ても変わっているんだろうなぁ、と
本を検索、調べていて『母の友』という月刊誌を知った
手にした新刊12月号の特集は
「老いること」

母のことを想った
少しずつ進行している認知症




 自分よりも若い人と比較して、出来ないことが増えてくると、それが異常なことのように思えてしまうことがあるかもしれません。それでは、皆さんにとって、正常と異常はどのように定義されるでしょうか。
 私は、幼年、青年、壮年、老年においてそれぞれの年齢区分に応じた能力があるのは自然であり、その年齢区分の大多数が示す能力特性が「正常」と考えます。
 青年、壮年期の生存競争がもっとも盛んなときに用いられるレベルの能力は、幼年期で親の庇護が必要なときや、老年期に入り人生の最終期を歩み死に向うものにとっては必要のない能力だということです。

 生、老、病、死を自然な過程と捉えさらに苦痛のない看取りを目指す看取り医の視点からは、認知症には「死の前の心理的適応」という側面があると考えています。(中略)不安や苦痛なく終末を迎えさせるのを目的とする看取り医の立場からは、認知症は超高齢期に自然が用意してくれた仕組みであり、恵みなのではないかと思うのです。
 能力的な立場ばかりから見ていると確かに老齢期というのは、それが落ちていくものなので恐ろしいと感じるかもしれません。しかし、おもしろいことに、自分の生活、自分が生きている状態に、満足を含む広い意味での「主観的幸福感」は実は年を取るにつれて上がってくることがわかっています。
『母の友』12月号掲載 「最期の時を思う」より抜粋



産まれて間もない赤ちゃん、その状態に還っていく…のね。

Boy、ありがとう!



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11月、赤とピンクの薔薇のすぐ傍に
黄色の薔薇を二株植えました
すくすくと丈夫に大きくなあ~れ♪





✿✿✿

お気づきの点がございましたら
sakura8sakura@excite.co.jp へ
よろしくお願いします。 
<(_ _ )>


ご訪問くださりありがとうございます ♪




by sakura8sakura | 2018-12-01 16:45 | 読書メーター

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