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『波うちぎわのシアン』を読んで重なる想い

児童書って深いなぁ… て感じ、次に手に取った本、これも読書メーターの読友さんのレビューで気になって読んだ。

娘の妊娠報告からはじまり、切迫早産の危機、予定日、陣痛前後、出産、育児 と、まあ…… 
喜び、心配、不安、祈り、安堵、ドキドキ、ハラハラ、涙、痛み、眠い(^^ゞ etc… 
我が事のように娘と一緒に感じながら過ごしている毎日。
そんな中で読んだこの物語は、これまでの出来事を思い出し、とても身に迫る感が強かったです。

波うちぎわのシアン

斉藤 倫/偕成社

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シアンの硬く握りしめられ開かない左手。
シアンも知らなかった、その左手の秘密。
タタという女の子との遊びのなかで、偶然に知ることとなる。
巻貝のようなシアンの左手に耳をあてると聞えてくる「うみのおと」
母のお腹の中で聴いた音。
そして、思い出す。お母さんのお腹の中にいたときを。
「風にのるみたいに、走ったこと」そして、「風の音、海や草の匂い、牛やヤギの声」それが今、タタとシアンがいるこの場所であったことを。



胎内記憶


父が眠っている母のお腹に語りかける、その言葉や歌を覚えている。

お腹の中で見た、白い鳥が襲ってくる見えなくなるほど真っ白な光景。怖いという記憶が潜在的にのこり、広げた白いシーツや布団に怯え泣く子。など


自分の左手が起こす不思議なこと。起こったことが自分の責任と感じ…ときにそれは、シアンを傷つけることもある。



物語は一転、犯罪の影が覆ってくる。


シアンの生い立ち。

炎の上がる船の中に飛び込んだフジ先生の胸にしっかりと抱きしめられ助け出された。
シアンという青い巻貝に似た左手の、生まれて間もない小さな赤ん坊。
シアンと呼ばれることとなった。

そのいきさつが後半の展開を裏付けする。

ああそういえば!と…

例えば、他愛のない子どもたちの積み木遊び
こんなところにも、シアンの持って生まれた素質が垣間見られたのである。

究極、王子であるローレルしか決して知ることのないことがシアンの口から語られる。


シアンの掌にあったのはお妃のティアラの小さな宝石

シアンが、この世界で、最初に、にぎったもの。
おかあさんが、この世界で、最後ににぎらせたもの。

握られた左手が開いたのは、母であるお妃があの赤ん坊だったシアンを守りきったときに訪れたのね。



フジ先生のつくった「ちいさなやね」
その屋根の下で元気に育った彼らはきっと、それぞれの屋根をつなげ広げていくだろう。(この本を読んだ読者に期待を込めて)

シアンの左手だけでは体内記憶を呼び覚ますことはできない。鏡を観るように、互いの声が混じり合い溶け一つのようになる。この様子を描く作者のおもいに感動しました。
ぐっと入り込み一気に読ませてくれる、そして、シアンの「あは」というほんわかしたやさしい雰囲気が対する人に柔らかな空気で包み込んでくれる。強引に推し進めるのではなくその人が持ついい部分を活かして国をつくっていくのではなかろうかと、そんな思いがします。


おっと、忘れてはいけない
この物語を語り聴かせてくれたのは、カモメという名の白い雌猫。
その名が動かした彼女の勇敢な行動は、私の想いも一緒に乗せて飛んで行ってくれました (v´∀`*)








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母のしあわせや、ばぁばの幸せを、溢れんばかりに届けてくれる私たちの “Boy” よ
生まれて来てくれてありがとう!! 

ばぁばは、君の「ちいさなやね」になろう.:*♡











希望をありがとう♪



✿✿✿

お気づきの点がございましたら
sakura8sakura@excite.co.jp へ
よろしくお願いします。 
<(_ _ )>


ご訪問くださりありがとうございます ♪




by sakura8sakura | 2018-11-09 16:12 | 読書
2018年10月の読書
10月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:341

メメント・モーリメメント・モーリ感想
ほほ、12歳の女の子。芸術肌の両親、なるほど… こりゃ家を出たいと思う気持もわかるわ~と。親に干渉されず束縛されずに自分の思うように生きたいという気持がうまれてくる。子どもから大人への通門。10歳の壁って言葉があったよね。他者と自分を比べて気づく…自分 劣等感。この時期の子どもの内面を描いている作品なのかな。幽体離脱のような状態の三匹の猫と風の鬼ヨロイ、内面世界へのみごとな導入。体と心 目に見えるものと見えないもの。自己認識、劣っていると思っているところは短所なの?「弱さはその人の力になるんだよ」とのフィルの言葉が心に残った。なんだかやなお父さんだな…って初めは思ったけど、自分の頭で考え行動するということの大切さを言っていたのかなと、鬼の国でのほほを見て思った。ほほはちゃんとその言葉を実行していた、ヨロイやモーリの一歩先に。気づかないうちに変化することが不安、時の流れを止めることは「死」に等しい。最大の変化は「死」最期の時は誰にも必ず訪れるだがそれは生きているということ。そのことを胸に留めて日々を自分らしく生きて行けばいいと背中を押してくれるような物語。
親というものは、可愛いさのあまり…子どもの幸せを願い…つい、転ばぬ先の杖を用意しようとしてしまう。子どもたちの力を信じて、私はあったかい食事を用意しこの家で笑顔でいよう。
読了日:10月27日 著者:おの りえん




10月はみごとに読書進まず! 読了本は1冊 ✨

いつもお世話になっている読書メーターのタイムラインをスクロールしながら、ふと目に止まった表紙の絵
木のてっぺんに立ち、天を指さした翼のある人?
少女を抱きかかえている・・・

読友さんの読みたい本。

メメント・モーリ

おの りえん/理論社

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メメント・モーリって何だろう… 
だれもが同じ一日をくりかえしている。前に進むため―メメント・モリ。十年儀式をこばみ続ける鬼の王子モーリと骸骨になる前に家を出たいと願った少女が出会ったとき、止まっていた時の秘密が解きあかされていく…。
のびやかな元気をくれるタイムファンタジー。とあった。


目に見えるものだけ見ていたのでは真実は見えない。
目に見えない空気のようなもの…
相手の立場にたって想いを寄せる、そして自分だったらと…感じること


こころ


相手を思いやるが故に進めない… お互いが
相手のこと(力)を信じて、自分を信じて、一歩踏み出す勇気



ラストにあった詩

 見えるものだけが、すべてではなく、見えるものだけが、真実ではない。
 いいものがすべて、いいわけでなく、悪いものがすべて、悪いわけではない。
 強いものが、弱いときがあり、弱いものが、強い時がある。
 生まれた場所が、永遠の場所ではない。
 生まれついたものが、永遠のものではない。
 変わらないものも、変えられないものもない。
 得るものもあれば、失うものもある。
 ただ、誰の上にも等しく訪れる死のとき、先に行く者に、恥ずかしくないように、生き残った私は、前に進もう。
 メメント・モーリ、死を想え。
 メメント・モーリ、死に立ち向かえ。
 メメント・モーリ、死を想えば、生が見え、生を想えば、死が見える。
 メメント・モーリ、死を想えば、誰のせいでも、誰のものでもない、自分の生がそこにある。
 メメント・モーリ、振り返ることより、今を生き残ろう。
 また出会うときのために。




メメント・モリ 、死を想え

児童書って… 深い…なぁって思った。










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Only One !




grandchild、ブログでなんて呼ぼうかな?・・・
いろいろ考えたけど、本名以外の名前を決めきれず(笑´∀`)

 Boyとします。(v´∀`*) ♪

泣いても、笑っても、寝てても、寝れなくってグズッても
何がどうあっても、無条件にかわいい!!

11月も、娘とBoyのサポートに全力投球です (o^^o)










✿✿✿

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ご訪問くださりありがとうございます ♪




by sakura8sakura | 2018-11-04 16:10 | 読書メーター
  

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